四谷駅から徒歩6分、ソラノイロ ソルトアンドマッシュルーム、初訪。買った食券はソラの肉ソバ890円。女子受けよさそうな広々お洒落カフェなカウンターに、激しくミスマッチなレトロな丼。帰ってから調べたら「宮崎店主が好きだった京都の老舗 新福菜館」の味を再現してるんだそうな。醤油が濃い。アブラが少ない。低加水な感じの麺がむちゃくちゃうまい。篝の麺を細くした感じ。肉が多い。コショウが合う。
「ゆらゆら帝国のどこが新しいのか」と訊かれたジェームズ・マクニュ―が、「彼らの音楽はむしろ、古い。そこが素晴らしい。古い音楽をちゃんと自分たちのものにしている」と語ったという故事があるけれど、まさに新しくて懐かしい不思議ラーメン。スープを飲み干すと、後で喉が渇きます。
知ってる範囲では「10年くらい前に一度だけ大久保で食べたことある(その後閉店)昭和レトロ路線な店のラーメンに似てる」と思って、ただ店名が全く思い出せないのでかなり苦労してあれこれ検索して、ついにWEB上に情報をみつけた。「末廣」だ。そしたらなんと「末廣」も、「京都の老舗『新福菜館』の流れを汲むお店」だったらしい。へー。「新福菜館 末廣 ラーメン」で、わらわら情報が出てくる。当時の記憶に最も一致する記事は
これ。というか当時この記事を読んだ記憶がある。「そんなに食うなら走らんと」という名前も覚えている。
ソラノイロ ソルトアンドマッシュルーム (ラーメン / 麹町駅、半蔵門駅、永田町駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0